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ぴぷめわん家族は、育児を中心とした育児絵日記、育児漫画となります。

現状(2020年7月)
ひーくん ⇨3歳5ヶ月
まーちゃん⇨1歳11ヶ月




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【絵本レビュー1】ショベルカーのスクープくん 可愛い顔した働く車たちが大切な「自信と慢心の違い」を教えてくれるお話

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目次 この記事の内容
◾️「ショベルカーのスクープくん」とは
◾️登場人物?登場車?が可愛らしい
◾️これも登場人物?ピンクの鳥さん
◾️物語の内容は以外にも深い「自信と慢心」「チャレンジを見守る心」「仲間の大切さ」「支え合い」
◾️ひーくんまーちゃんの感想
◾️親が読む時にどう伝えると良いか



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◾️「ショベルカーのスクープくん」とは

力持ちのショベルカースクープくんがどんなお仕事でも自分一人で上手国できると思い、様々な仕事を行なっています。しかし、彼はショベルカーなので得意なお仕事が限られています。仲間に助けられ、働く仲間たちと力を合わせて働くことの大切さを学ぶお話です。


◾️登場人物?登場車?が可愛らしい。

大きな目にデフォルメされた働く車たちが大変可愛らしいです。可愛らしさの中にもきちんと車の特徴が描かれているので、ショベルカーはもちろん、ダンプカーやミキサー車、クレーン車だとすぐにわかります。この点は車好きキッズにも好評でした。とてもカラフルなので掴み(読みはじめ・導入)もしやすいです。登場する働く車4台にそれぞれ名前が付いているのも親しみやすく、何度でも読んでみたくなるようです。

人のような動きをするスクープくんは文字通り人間味があり感情移入しやすいです。

擬音も絵の中に散りばめられていて読んでいる方も楽しめます。擬音の場面だけ大げさに読んでみると子供達の反応も◎


◾️これも登場人物?ピンクの鳥さん

ページの途中途中に登場する「ピンクの鳥」
物語には直接関係してこないのですが、たまーに出現することから子供達には気になる存在のようです。複数羽出現することもあるため、絵本を読むことから何羽いるか数えるゲームが開催されます。


◾️物語の内容は以外にも深い「自信と慢心」「チャレンジを見守る心」「仲間の大切さ」「支え合い」

「自信と慢心」
可愛い登場人物とは裏腹に、物語の内容は濃いです。
ショベルカーのスクープくんが持っている「自信(どんな仕事だって誰よりも上手にできるのさ)」を証明するために奮闘するスクープくん。自信を持つことはとても大切なことです。自信がないとなかなか物事に取り組めなかったり、自分を表現することができなかったりと壁になることが多々あります。

しかし、自信が慢心になってしまうとこれまた上手く物事が行かないのも事実です。

スクープくんの凄いところは「実行して証明する」ことに余念がないことです。この頑張りを見てか、周りの働く車も見守ってくれています。この自信を向かう方向を正しくしてあげることが今の彼には必要なことなのでしょう。


「チャレンジを見守る心」
この絵本に出てくる働く車たちの口元は常に笑っています。決してバカにするような笑みではありません。(冒頭は少し困ったような表情をしていますが)
見守っているような笑みであることから、スクープくんは周りの働く車より(年齢ではなく精神てきに)若いことが伺えます。若者の奮闘を周りの大人が見守っているようにも見えます。これは私たちの日常でも大切なことです。育児をしていると時間に追われ、子供にチャレンジをさせてあげられないこともしばしば。この働く車たちもスクープくんにやらせてあげることで仕事が進まず、しわ寄せがくることは百も承知でしょう。けれどチャレンジさせてあげる。この働く車たちを同じように、心と時間に余裕を持って過ごしたいと痛感しました。


「仲間の大切さ」「支え合い」
スクープくんの「助けて!」の一言でやってきてくれる働く仲間たち。「助けて」がきちんと言えるスクープくんも素晴らしいですが、その後「(助けてくれて)ありがとう!僕威張っててごめんね。みんなの仕事はちっとも簡単じゃなかったよ」と言うスクープくんに対し「穴を掘るのも同じさ」(穴を掘る=ショベルカーの仕事)と働く車のダンプカーが言います。

どちらも凄いですね。ごめんねが言えるスクープくんも、相手の仕事も認めることができるティッパー(ダンプカー)も。この辺りで言い回しが日本人ぽくないなと感じ作者を見てみると、
デイビッド・ワトビッツさんと言う方だったので納得がいきました。


◾️ひーくんまーちゃんの感想

ひーくんも大好きな「ショベルカーのスクープくん」
発語が増えてきはじめてきた時にどうしてもこの絵本が読みたかったようで「すーぱーかー(スクープくん)」と言って教えてくれました。(今でも「スクープくん」は言いづらいようです)



車が主人公の物語は彼の中でヒット率が高いので、この絵本ももれなくヒットしました。特に働く車のみんなが助けにくるシーンがお気に入りなようで「たすけにきたよー!!」と大興奮です。

まーちゃんは特別乗り物が好きと言うわけではないので、大人しく朗読を聞いていてくれます。

なので、乗り物好きのキッズには大好評と言うのがわかりました。


◾️親が読む時にどう伝えると良いか
私が絵本を読んでいる時に付け加えた一言は以下の通りです。

「スクープくんいろんなお仕事に挑戦しているね」
「みんなお仕事を分けてくれたみたい」
「みんな笑顔で見守ってくれているね」
「スクープくんありがとうやごめんねが言えて偉いね」
「スクープくんのお仕事も大事なお仕事だね」


などです。読んでいる途中だったり、読み終わって物語を振り返りながらだったりすのですが、補足的なことを話しています。もちろん子供たちがどう受け取ったのかを聞くのも大事ですが、我が家はまだまだ「自分がどう思った」を話せないので、まずはママはどう思ったかをお話しています。その後選択式で質問しています。


読んだ対象:3歳男児・1歳女児

by カエレバ

デイビッド・ワトビッツ 作・絵
ひがし かずこ 訳

金額:1,200円
ページ数:24ページ
絵風:ビビット
出版社:PHP研究所


累計絵本投資金額1,200円



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